ニキビを治すには、正しい知識、ノウハウ、原理を知らなければなりません。それらを知ること無しに、我流で治そうとしてしまうと、もしそれが間違った方法だと余計ニキビは悪化することでしょう。具体的な方法論を述べる前に、まずはニキビが出来る過程を述べていきます。人間は、短期間のうちに、皮膚の細胞が剥がれ落ち、新しい皮膚の細胞が再生されます。
これは、恒常性維持機能という脳機能が働いているので、当然のことです。しかし、働いているといっても、正常に働いていない場合も多々あります。それは、日常生活でのストレスや、病気、運動不足などの原因によって正常に働かないという状態で起こります。ですのでニキビを治すには、上記のような精神面でも気を付けなければいけません。
毎日会社や人間関係などでストレスが溜まったならば、自分なりの方法でその日の内にストレスを発散するのです。ストレスがたまった状態のまま寝ると、深い睡眠を取ることができません。新しい皮膚の細胞は、成長ホルモンによって生成されます。ですので深く眠らなければ、成長ホルモンは出ず、古い皮膚のままになってしまいます。
その古い皮膚が剥がれ落ちず、逆に毛穴の中へ中へと浸透していきます。アクネ菌という細菌があるのですが、この細菌は、油分によって成長しています。古くなった皮膚は、アクネ菌の格好のエサですので、どんどんと成長していき、それが大きくなってニキビになります。